×

浦和 日中対決に敗れ3連勝ならず 興梠退場 上海上港FWフッキは3戦連発

[ 2017年3月15日 22:25 ]

浦和―上海上港 後半、3点目を奪われ悔しがる浦和・GK西川(右から2人目)
Photo By 共同

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は15日、各地で1次リーグ第3節が行われ、F組の浦和はアウェーで上海上港(中国)と対戦。開幕2連勝と波に乗って敵地に乗り込んだ浦和だったが、前半にアクシデントのような形で2点を失い、2―3で敗れて今大会初黒星を喫した。

 浦和の最初の失点は前半10分だった。かつて札幌や東京Vでもプレーし、日本でも馴染み深いフッキの左FKを阿部がクリア。だが、このボールがシークーの頭に当たってゴールに吸い込まれ先制点を失うと、前半終了間際の46分には日本代表GK西川が前へ出てキックしたパスを相手のアフメドフがカット。アフメドフのパスを受けたエウケソンが必死に戻る西川をあざ笑うかのようにシュートを決めた。

 2点差を追いつきたい浦和は後半開始から青木に代えて柏木、ズラタンに代えてレファエル・シルバを2枚同時投入。だが、同点どころか、後半7分にはフッキに強靭なフィジカルを生かしてドリブル突破されて左足でゴールを決められ、決定的な3点目を失った。フッキは今大会3試合連続ゴール。後半28分にはラファエル・シルバが自ら得たPKを冷静に右隅へ決めて1点を返し、同39分には右CKからの混戦を最後は遠藤が左足で押し込んで1点差まで迫ったが、ロスタイム突入後の46分には興梠が後方からのチャージで一発退場となり、あと1点及ばなかった。

 通算2勝1敗とし、勝ち点を試合前の6から積み上げることができなかった浦和は、4月11日に行われる次節ではホームの埼玉スタジアムに舞台を移して再び上海上港と対戦する。

続きを表示

この記事のフォト

2017年3月15日のニュース