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上海上港 浦和相手に3発、ブラジル代表FWフッキ 圧倒的パワーで一発

[ 2017年3月15日 22:29 ]

浦和―上海上港 前半、上海上港・フッキ(中央)と競り合う浦和・青木(左)と駒井
Photo By 共同

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグで、F組の全勝対決は上海上港(中国)がホームで浦和に3―2で勝利。3連勝で勝ち点を9に伸ばした。浦和は終盤に2点を返したものの及ばず、2勝1敗で勝ち点6。

 05〜08年にJリーグの川崎F、札幌、東京Vでプレーしたブラジル代表FWフッキ(30)が、浦和を蹴散らす圧倒的なゴールを決めた。2―0で迎えた後半7分。中盤左サイドでボールを受けると、浦和のDF森脇、DF遠藤を強引にかわし、最後はMF駒井を吹き飛ばすように突破。左足のシュートでGK西川の股下を抜いてネットを揺らした。試合に向けて森脇は「J2時代に1、2回対戦しているが、今では想像できないくらいパワーアップしている」と警戒していたが、登録名のハルク(ポルトガル語読みがフッキ)のような超人的なパワーで圧倒した。

 昨年6月、ゼニト(ロシア)から当時アジア最高の移籍金5580万ユーロ(当時約64億円)で加入したフッキは、これでACLで3試合連続ゴール。2000万ユーロ(約24億円)とされる高年俸にふさわしい実力を披露した。

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2017年3月15日のニュース