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川崎F敵地執念ドロー エース小林が後半ロスタイムPK決めた

[ 2017年3月15日 05:30 ]

ACL1次リーグG組   川崎F1―1広州恒大 ( 2017年3月14日    広州天河 )

<川崎F・広州恒大>試合終了間際、同点のPKを決める川崎F・小林
Photo By 共同

 川崎Fは13、15年大会王者相手に敵地で貴重な勝ち点1を獲得した。前半は相手のハイプレスに苦しみ、前半26分に失点。だが、猛反撃を仕掛けた後半ロスタイムに相手のハンドで得たPKを、「緊張感が抜け良い感じで蹴られた」と振り返ったエースFW小林が真ん中に決めて追いついた。

 前日練習で右足甲を痛めたMF田坂が欠場。試合中にはDF井川が右膝負傷交代するなど苦難に見舞われた。それでも鬼木監督は選手の位置を6度変更するなどやりくりし、後半は中国リーグ6連覇中の相手を圧倒。小林は「後半は圧倒した。相手のブラジル人も嫌がっていた。自信になる」と話し、ホーム2試合を含む残り3試合に向け鬼木監督も「最後に完全アウェーの中で選手が諦めずに引き分けたのは次につながる」と前向きに振り返った。

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2017年3月15日のニュース