鹿島・鈴木が先制弾！プレシーズン３戦３発　柴崎の穴埋め名乗り

Ｊリーグ・ＤＡＺＮニューイヤー・カップ宮崎ラウンド第１日   鹿島２―０Ｊ２長崎 （ 2017年2月2日    ＫＩＲＩＳＨＩＭＡハイビスカス陸上競技場 ）

　Ｊリーグのプレシーズン大会、ＤＡＺＮニューイヤーカップ宮崎ラウンドの第１日が２日、宮崎県のＫＩＲＩＳＨＩＭＡハイビスカス陸上競技場で行われ、昨季Ｊ１王者の鹿島がＪ２長崎に２―０で快勝した。左ＭＦで先発したＭＦ鈴木優磨（２０）が前半１５分に右足で先制弾。スペイン２部テネリフェに移籍したＭＦ柴崎の穴を感じさせない活躍を見せた。Ｊ２横浜ＦＣはＪ２福岡に３―０。Ｊ２開幕日の２６日に５０歳を迎えるＦＷ三浦知良（４９）は出場しなかった。

　狙い澄まして鈴木が右足を振った。前半１５分、ゴール正面やや左で左サイドからパスを受けると、アウトフロント気味のキックで右隅に決めた。１月アジアチャレンジのスパンブリーＦＣ戦で２得点しており、プレシーズンマッチで３戦３発の活躍。おなじみとなったＣロナウド（Ｒマドリード）をまねる仁王立ちポーズは出なかったが、「うまく決めることができた」と笑顔を見せた。

　２日のポジションは４―４―２の左ＭＦ。準優勝した昨年１２月のクラブＷ杯では主に柴崎が入った位置だ。今季から背番号９を背負う期待の２０歳が、柴崎の穴を埋める存在に名乗りを上げた。