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岡山湯郷10人退団選手7人 宮間らに続き…面談で移籍希望続出

[ 2016年12月22日 05:35 ]

岡山湯郷の選手として活躍した宮間
Photo By スポニチ

 来季なでしこリーグ2部に降格する岡山湯郷の選手10人が20日付で退団したことが21日、分かった。残り選手は元日本代表のDF加戸由佳(26)を含めわずか7人となった。

 今季の岡山湯郷はごたごたが続いた。7月に元日本代表主将のMF宮間あや(31)やGK福元美穂(33)らと当時の監督代行との対立が表面化し、宮間ら4選手が契約解除を申し出て合意した。宮間は再契約したが、ほか3選手は退団し、福元はINAC神戸へ移籍。監督代行を解任し、会長交代など立て直しを図ったが、主力が抜けた穴は大きく2部への降格が決まり、宮間も11月に退団した。

 チームの広報担当者によると、11月のシーズン終了後の面談で移籍を申し出る選手が続出したという。「10人辞めたのだから最低でも10人は入団するよう監督が動いている」と説明し、12月1日に就任した亘崇詞監督(44)が中心となって、補強に動いているとした。現在チームはオフに入っており、来年1月中旬に始動する予定となっている。

 ◆岡山湯郷Belle 女子サッカーチームによる町おこしプロジェクトとして、01年に創設。岡山県美作市をホームタウンとする。03年からなでしこリーグの前身であるLリーグに加盟し、1部では12、13年の3位が最高成績。チーム名のBelleはフランス語で「美人」「美女」などの意味を持つ。ホームスタジアムは岡山県美作ラグビー・サッカー場(収容5000人)。

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2016年12月22日のニュース