浅野“ホロ苦”欧州デビュー、終盤出場も「何もできなかった」

ドイツ２部リーグのハイデンハイム戦で競り合うシュツットガルトの浅野（左）

ドイツ２部リーグ シュツットガルト１―２ハイデンハイム

（9月9日）
　ドイツ２部シュツットガルトの日本代表ＦＷ浅野が、ほろ苦い欧州デビューを飾った。

　１―２の後半３６分から途中出場。持ち味のスピードが生かせないまま終了の笛が鳴り「自分の特長は出せずに終わってしまった。何もできなかった」と悔しがった。Ｗ杯アジア最終予選に参加していたため、チームでの調整期間はたった１日。言葉もチームメートの名前もほぼ知らないまま試合を迎えた。他の選手が呼ばれているのを自分と勘違いしてベンチに向かうハプニングもあった２１歳は「２部で一番（多く）ゴールを取るぐらいの気持ちでやっていかないと」と挽回を誓った。