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浦和、手痛い敗戦も指揮官「サッカーはどちらかが勝ち、どちらかが負ける」

[ 2016年6月11日 21:57 ]

<浦和・鹿島>鹿島に負けうなだれる柏木(中央)ら浦和イレブン

明治安田生命J1第1S第15節 浦和0―2鹿島

(6月11日 埼玉)
 浦和は鹿島との直接対決に敗れ、3月6日の第2節・磐田戦(埼玉)以来11試合ぶりとなる今季2敗目を喫した。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場していた関係で首位・川崎Fや2位・鹿島とは消化した試合数が2試合少ないとはいえ、これで川崎Fと勝ち点7差、鹿島とは6差に離される手痛い1敗。1点を追う後半31分に武藤の右足シュートがゴール右に外れると、32分には駒井の右足シュートがクロスバーを直撃するなど最後まで追いつくことができず。そして後半43分に駒井が与えたPKを決められ、決定的な2点目を失った。

 それでもペトロヴィッチ監督(57)は「負けはしたが、両チームが非常に高いテンポの中でいい試合をした。サッカーなので、どちらかが勝ち、どちらかが負け、あるいは引き分けという結果がつく。負けはしたが、決して悪いサッカーではなかった」と強気に話した。

 15日には敵地でG大阪戦、18日には再び敵地で広島戦とACL出場チームならではの過密日程が続く。だが、昨季の第1ステージを制した指揮官は「鹿島戦が最も大事だという意気込みで臨んだが、残念ながら負けてしまった。非常に痛い敗戦ではあるが、決して悪い戦いではなかった。しっかり切り替えて戦っていくしかない。我々にとって、次の試合が常に重要。ガンバ、そしてガンバが終われば広島…と続いていく。目の前の試合を戦って、1試合1試合続けていくしかない」と前を向いた。

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2016年6月11日のニュース