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川崎F 悲願の初Vへ7戦無敗 大久保「自信がある」PKで今季10点目

[ 2016年6月11日 17:21 ]

<横浜・川崎F>ふろん太と勝利を喜ぶ川崎F・中村(左)と大久保(右)

明治安田生命J1第1S第15節 川崎F2―0横浜

(6月11日 日産ス)
 明治安田生命J1リーグ第1ステージは11日、各地で第15節の9試合が行われ、川崎Fは敵地で横浜を下し、7戦負けなしの2連勝で勝ち点を34に伸ばして暫定首位をキープした。

 前半27分、相手クリアボールに走り込んだMFエドゥアルド・ネット(27)が左足で豪快に決めて先制。後半20分には今月3、7日のキリン杯で日本代表に初選出されたMF大島僚太(23)が足を痛めて交代するアクシデントもあったが、後半34分には日本代表FW小林悠(28)が得たPKを元日本代表FW大久保嘉人(34)が右足で冷静に決めて逃げ切った。

 「きょうは暖かったのですごく動きやすかったし、お客さんがすごく入ってくれていたので気持ちも入った」という大久保は、2得点した5月14日の神戸戦(等々力)以来3試合ぶりとなる今季10得点目&J1通算166点目。小林がPKを獲得すると、俺が蹴るとばかりにボールを抱えて離さなかったストライカーは「PKは自信がある」と言い切り、試合2日前の6月9日に迎えた誕生日について聞かれると「34歳っすからあまりうれしくもないですけど、点取れて良かったです」と笑った。

 悲願の初優勝へ向け、暫定ながら首位をキープ。浦和の消化が2試合少ないという懸念材料もあるだけに「あと2試合、自分たちは絶対負けられない」と言い切った。

 

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2016年6月11日のニュース