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14年W杯代表のメキシコサッカー選手誘拐、翌日保護

[ 2016年5月30日 23:25 ]

 欧米メディアによると、メキシコ北東部タマウリパス州で28日夜、同国の著名プロサッカー選手、アラン・プリド氏(25)が誘拐された。プリド氏は29日深夜、捜査当局の救出作戦の末、無事保護された。

 プリド氏はギリシャの強豪オリンピアコスに所属し、2014年のワールドカップ(W杯)ではメキシコ代表入りした。 現地からの報道によると、30日未明に右手に包帯を巻いた状態で同州の警察施設に姿を見せ「私は元気だ。神のおかげだ」と話した。

 プリド氏は28日夜、出身地のタマウリパス州シウダビクトリアで開かれたパーティーに出席した。目撃者によると、深夜に車で帰宅中、複数の車に周囲を囲まれ、武装した男らに連れ去られた。

 タマウリパス州を含むメキシコ各地では麻薬密輸組織が絡む誘拐事件が横行している。(共同)

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2016年5月30日のニュース