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浦和ACL疲れ?同じメンバーで中3日、痛恨スコアレスドロー

[ 2016年5月30日 05:30 ]

<鳥栖・浦和>前半、ショートを鳥栖・林(右)に止められ悔しがる興梠

明治安田生命J1第1S第14節 浦和0―0鳥栖

(5月29日 ベアスタ)
 ACLの死闘から中3日で迎えた浦和は、痛恨のスコアレスドローとなった。ゴール前に8人が引いて守る鳥栖の守備をかいくぐれず、シュートはわずか5本に終わった。前半21分の李のヒールキックはブロックされ、後半17分の槙野のミドルも相手に寄せられて枠外。CKから遠藤のヘディングシュート2本もGKの正面を突いた。

 25日にFCソウル(韓国)とACL決勝トーナメント1回戦第2戦で延長PKの末に敗退。あえて同じ先発で勝負をかけたペトロヴィッチ監督は「あとちょっとのところで仕事ができなかったのも確か」と疲労の影響を受け入れた。

 暫定3位のままだが、今季3度目のスコアレスドロー。試合前の整列から鳥栖の選手から引き分け狙いの声が聞こえ、明らかな指示でボールボーイが遅延する場面もありイライラが募った。槙野は「子供はしようがないけど、スタッフがそういうことをやってはいけない。お客さんが見て楽しいサッカーをしないと」とチクリ。その上で「結果で黙らせたかった」と悔しさをにじませた。リーグ中断明けには中2、3日での5連戦が待ち構えるだけに、第1ステージ制覇へ向けて仕切り直すしかない。

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2016年5月30日のニュース