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ハリル監督 W杯最終予選へ個人用“反省VTR”で課題明確に

[ 2016年5月26日 05:30 ]

厳しく指示を出すハリルホジッチ監督

代表欧州組合宿面談スタート

(5月25日)
 6月のキリン杯に向けた日本代表の欧州組合宿は25日、東京近郊のグラウンドで2部練習が行われた。ハリルホジッチ監督はこの日の夜から個人面談をスタート。日本代表だけではなく、各所属クラブの試合の映像を編集した“課題VTR”を選手ごとに作製して、ポジショニングの修正点などについて話し合った。

 7勝1分けで無敗突破したW杯アジア2次予選は格下ぞろいだったが、キリン杯にはブルガリア、デンマーク、ボスニア・ヘルツェゴビナの欧州の強豪が出場。9月に始まるW杯アジア最終予選も厳しい戦いが予想される。指揮官は「野心を持って最終予選に向けた準備をしないといけない」と、2次予選では見えなかった課題をあぶり出す必要性を強調した。

 長友は「一人一人の課題の映像が用意されているので、しっかり修正したい」と意欲。酒井宏は「監督はたくさん試合を見ている。どう感じているのか聞いてみたい」と語った。国内組を含めたキリン杯メンバーはきょう26日に発表されるが、欧州組は一足早く決戦モードに入っている。

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2016年5月26日のニュース