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U23リオ決戦の地に強力援軍 試合会場で日本語話せるスタッフも

[ 2016年5月26日 11:47 ]

調整するU―23日本代表の三浦(手前)ら

 トゥーロン国際大会(フランス)に出場中のU―23日本代表がリオデジャネイロ五輪1次リーグ2試合を戦うブラジルのマナウスで日本代表やファンをサポートする態勢づくりがスタートした。

 西部アマゾン日伯協会の錦戸会長によれば、大会の運営関係者から「日本のサポーターに来てもらいたいので、もてなしてほしい」と依頼があった。4月下旬に在マナウス日本国総領事館で日伯協会、日本文化振興会などの日系団体と運営関係者が日本代表、ファンの受け入れ態勢の準備について会議。マナウス在住の日本人の子供が「エスコートキッズ」として選手とともに入場する案が出ている。

 ファンのためには競技場周辺にブースを設けて日本語を話せるスタッフを置き、簡易的なインフォメーションセンターを開設予定。現地の旅行会社アマゾントラベルサービスによれば、ホテルと競技場を結ぶバスにも日本語スタッフを同乗させる。ファンが安心して観戦できる環境をつくり、手倉森ジャパンを間接的に後押しする。トゥーロン国際大会で日本は24日までに1次リーグで連敗し、決勝進出の可能性はなくなっているが、五輪本大会での支援態勢は整いつつある。

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2016年5月26日のニュース