イブラ　パリＳＧ退団表明「レジェンドのように去る」マンＵ入り有力

パリＳＧ退団を表明したスウェーデン代表ＦＷイブラヒモビッチ（ＡＰ）

　パリＳＧのスウェーデン代表ズラタン・イブラヒモビッチ（３４）が１３日、契約が満了する今季限りで退団することを正式に表明した。今季リーグ最終戦となるホームのナント戦（１４日）を前に、自身のツイッターで「明日は（ホームの）パルク・デ・プランスで最後の試合になる。オレは王のように来て、レジェンドのように去る」と“ズラタン節”で決別を宣言。去就は未定だが、３月にイングランド・プレミアリーグの複数のクラブから獲得の打診があったことを認めており、英メディアではマンチェスターＵが有力候補に挙がっている。

　イブラヒモビッチは１２年にＡＣミランから加入。フランス１部通算１２１試合でクラブ最多記録の１１１得点をマークし、リーグ４連覇に大きく貢献した。昨季はフランス杯、フランスリーグ杯も制し、国内史上初の３冠を達成。今季も既にリーグとフランスリーグ杯の優勝を決めており、フランス杯決勝（２１日）でマルセイユに勝てば２季連続の国内３冠となる。