井手口　ガーナ戦から中１日も強行出場へ「疲れは全然ない」

明治安田生命Ｊ１第１２節 Ｇ大阪―磐田

（5月13日 吹田Ｓ）
　Ｇ大阪のＵ―２３日本代表ＭＦ井手口陽介（１９）が中１日の強行軍に臨む。１３日にホームで磐田戦。井手口は「疲れ？全然、大丈夫」とチームの公式戦４試合ぶり勝利に意欲を示した。

　前日１１日にＵ―２３代表の親善試合ガーナ戦（ベアスタ）に、後半開始から出場。ボランチで無失点に貢献するも「思ったよりも相手のレベルが高くなかった。もっと圧倒しないといけない」と充実感はなかった。この日は早朝６時に起床し、空路で帰阪。睡眠は約４時間と短かくても、フルメニューをこなした。磐田戦は途中出場が濃厚ながら、長谷川監督も「普通に練習をやれたし、大丈夫だと思っている」と戦力として期待を寄せた。

　「チームで出場し続けることが大事。守備だけではなく、ゲームを作るところが課題だと思う」

　Ｕ―２３代表のボランチは遠藤（浦和）や原川（川崎Ｆ）らに加え、ガーナ戦では橋本（ＦＣ東京）もアピールに成功した。熾烈なサバイバルが続く中、リオ五輪出場をつかみ取るためにはＧ大阪でレギュラーを奪うのが近道。ハードスケジュールにも負けず、攻守で存在感を発揮する。