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ヤングなでしこ高知合宿2日目、細部にこだわる“高倉流”注入!

[ 2016年4月19日 05:30 ]

高知合宿2日目の練習で選手に細かい指示を出すU―20女子日本代表の高倉監督(手前)

 高知市内で合宿中のU―20日本女子代表は18日、2日目の練習を消化した。

 次期なでしこジャパン監督候補でもある高倉監督は、パスの緩急やボールを受ける体の向き、マークを外す動きなど緻密なプレーをフィールド選手全員に徹底要求。「この年代は正直にうまい」と評する指揮官は「ボールも人も動き、空いた所を突く。ダイナミックさと繊細さが大事になる」と話し、細部の駆け引きの重要性を認識させた。

 今合宿は11月のU―20女子W杯パプアニューギニア大会に向けた選考の場でもある。「状況で多くのアイデアを出せる技術、フィジカルも速くて強くメンタルもタフな選手」と理想の選手像を語った指揮官は「どの世代でも求めるのは変わらない」と言った。細部にこだわる“高倉流”の強化方針はなでしこの将来につながっていく。

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2016年4月19日のニュース