日テレ　Ｕ―２０候補ＭＦ隅田が同点弾！開幕戦は浦和とドロー

＜日テレ・浦和＞後半、ボールを競り合う日テレ・隅田（左）と浦和・北川

　なでしこリーグ第１節は各地で３試合が行われ、昨季女王の日テレは浦和と１―１で引き分けた。０―１の後半２９分、途中出場したＵ―２０女子日本代表候補のＭＦ隅田凜（２０）が同点ゴール。なでしこジャパンの次期監督最有力候補に挙がるＵ―２０女子日本代表の高倉麻子監督（４７）が視察に訪れた中、存在をアピールした。

　後半開始から投入された隅田がチームを救った。１点を追う後半２９分、ゴール前の混戦からこぼれ球を右足で詰めて同点ゴール。背番号５は「去年無得点だったので、とにかく１点取りたかった」と充実の表情を浮かべた。主将のＤＦ岩清水は「途中出場の役割をしっかり果たしてくれた」と隅田を称えた一方で「立ち上がりで後手に回り、試合展開を厳しくしてしまった」と反省も忘れなかった。