“神戸キラー”宇佐美　代表戦へ弾みのゴール決める

　Ｊ１のＧ大阪は１８日、吹田市内で１９日のリーグ・神戸戦へ向けて最終調整した。現在チームはリーグ２連勝で、勝てば首位浮上の可能性もある一戦。対神戸戦は公式戦８試合負けなしと好相性だが、その中でも期待がかかるのは“神戸キラー”の日本代表ＦＷ宇佐美だ。

　神戸戦は過去公式戦１０試合出場で１２得点。「やりやすいと思ったことは一度もない」と話すものの「自分では分からないけど自然と得点が入っている」という。２月２０日の富士ゼロックススーパー杯・広島戦でゴールを挙げて以降、エースは公式戦６試合連続無得点。調子は上がっているだけに「（ゴールは）近づいているし、結果を出していければ良い。神戸戦は大事な時に組まれていることが多く、流れをつくっていけてる」と得点量産のキッカケとなる一戦にするつもりだ。

　前日１７日にはワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会アジア２次予選のアフガニスタン戦、シリア戦を控える日本代表にも選出。その際、ハリルホジッチ監督から「我慢して、励まして使っていく」とゲキを飛ばされたことには「監督の言葉をどれだけ結果で実証していくかが大事になる」と気合。お得意様相手にゴールを決め、日本代表戦へ向けて勢いをつける。