ヘルタ・原口、好判断で先制点演出「自分でも打ちたかったが…」

シャルケ戦の後半、競り合うヘルタの原口（左）

　サッカーのドイツ１部リーグで、原口元気のヘルタは１１日、ホームで内田篤人が欠場したシャルケに２―０で勝った。右ＭＦでフル出場した原口は、前半４２分に先制点をアシストするなど勝利に貢献した。

　原口が好判断で先制点を演出した。４２分の速攻でゴール前に走りこみ、縦パスを巧みにトラップ。「自分でも打ちたかったが、チームが勝つことが一番」と、フリーだったイビシェビッチにパスを出してゴールを引き出した。

　前節は９試合ぶりに先発から外れたが、大事な一戦で復帰しアシストを記録。攻守で積極的に動き回り「いい準備ができて、それを表現できた。前に一歩進めたかなと思う」と、手ごたえを感じた様子だった。（共同）