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【リオdeオレ!!】柏・伊東 SB歴2カ月も元FWサイド疾走

[ 2016年2月28日 09:30 ]

<柏・浦和>軽快な動きを見せる柏・伊東

明治安田生命J1第1S第1節 柏1―2浦和

(2月27日 柏)
 リオデジャネイロ五輪で代表入りを狙うU―23世代の選手を追う「リオdeオレ!!」がスタート。今回は甲府から柏に加入した伊東純也(22)。FW登録ながら浦和戦に右サイドバックでフル出場した異色選手が、面白い存在になりそうだ。

 新たなポジションで奮闘した。柏の伊東は1月の鹿児島合宿でFWから右サイドバックにコンバートされ、浦和との開幕戦に先発出場。0―1の後半19分、自陣からのスピードに乗ったドリブルでカウンターの起点となり、大谷の同点弾を演出した。前半36分には相手FW武藤の突破をスライディングで阻むなど攻守で存在感を発揮。フル出場を果たし「サイドの1対1で一回も負けないことを目指していた」と右サイドでアップダウンを繰り返した。

 昨年11月にはU―22日本代表の平塚合宿にFWとして参加。この日の試合を視察したU―23日本代表の秋葉コーチからは「絞りや幅の取り方などはまだまだだけど、面白い」と評価された。柏のメンデス監督が「伊東を右サイドバックで日本代表にする」と太鼓判を押す存在。右肩上がりで成長曲線を描けば、リオ五輪メンバーに滑り込む可能性は十分にある。

 ◆伊東 純也(いとう・じゅんや)1993年(平5)3月9日、神奈川県横須賀市生まれの22歳。逗葉高から11年に神奈川大に進学。13年に関東2部で得点王を獲得した。15年に甲府に加入して3月14日の名古屋戦でJデビュー。同5月2日の鹿島戦で初得点を挙げた。今季から柏に移籍。J1通算31試合4得点。1メートル76、68キロ。利き足は右。

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2016年2月28日のニュース