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広島 本拠でまさかの黒星発進…過密日程の影響も

[ 2016年2月28日 05:30 ]

<広島・川崎F>後半、シュートが枠外に逸れ、ガックリの佐藤

明治安田生命J1第1S第1節 広島0―1川崎F

(2月27日 Eスタ)
 広島はホームで川崎Fに敗れ、3年ぶりの黒星発進で連覇へ厳しい船出となった。

 後半39分にMF青山が中盤でボールを奪われカウンターから決勝点を献上。森保監督は「どちらにもチャンスがある中で川崎が決めてものにした」と悔しがった。23日のACL山東魯能(中国)戦に続く公式戦2連敗。リーグとACLを並行して戦う過密日程で、この日は簡単なミスも目立った。ターンオーバー制を敷く指揮官は「スケジュールは決まっていること。覚悟して戦わないといけない一年だということを感じた」と語った。

 ≪それでも黒星発進は吉兆?≫昨シーズン年間優勝した広島が開幕戦で川崎Fに0―1敗戦。年間優勝チームの翌年シーズン開幕戦はこれで通算10勝6分け(PK勝ち1)7敗。零敗は05年横浜(●0―1)以来、11年ぶりだ。ただし、広島は12年の年間優勝後の13年開幕戦で敗戦(●1―2浦和)も、連覇を達成した。過去に開幕戦に敗れて連覇したのはこの13年広島のみ。連覇を狙う広島にとって開幕戦敗戦は吉兆かもしれない。

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2016年2月28日のニュース