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大久保不発も風間監督は称賛「彼がいたから小林悠が決めた」

[ 2016年2月27日 16:39 ]

明治安田生命J1第1S第1節第1日 川崎F1―0広島

(2月27日 Eスタ)
 昨季6位の川崎Fが開幕戦で王者・広島を撃破した。0―0で迎えた後半39分、途中出場していたMF中野嘉大(23)が出した左サイドからのパスにFW小林悠(28)が左足を合わせた先制ゴールが決勝点。小林は3年連続での開幕弾で“開幕男”の面目躍如となった。

 昨季王者から奪った開幕決勝弾に小林は「難しい試合だったが、最後に嘉大がいいボールをくれた。勝って良かった。最後は合わせるだけでした」と笑顔。「キャンプからしっかり皆で準備してきたので、その成果が出て良かったです」と昨年は2戦2敗だった広島から挙げた勝ち点3に安どした。

 風間八宏監督(54)は「90分すべてがうまくはいっていないが、大分うまくいった」と王者撃破にニンマリ。広島FW佐藤寿人(33)とのJ1通算最多得点争いが注目を集めたFW大久保嘉人(33)は不発に終わったが、「周りは得点と騒ぐが、彼はチームのことを考えてプレーしている。彼がいたからこそ、きょうは小林悠が点を決めたということ。彼の役割は大きかった」とベテランの奮闘を称えた。

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2016年2月27日のニュース