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原専務理事 初代J副チェアマン就任!日本協会は退職へ

[ 2016年2月24日 05:30 ]

 Jリーグ理事会が都内のJFAハウスで行われ、日本協会の原博実専務理事(57)がJリーグの副チェアマンに就任することが内定した。任期は2年。3月9日付で日本協会を退職して新たな職に就く。

 Jリーグが副チェアマンを置くのは初で、主にJクラブの強化、技術面を担当する。20日の富士ゼロックス・スーパー杯後に村井チェアマンからオファーを受け、その日のうちに快諾。「急な話だった。今までは代表だったが、クラブレベルから日本を強化することに全力を尽くしたい」と意欲を見せた。

 田嶋副会長との一騎打ちとなった1月31日の日本協会会長選で落選。3月27日の理事会を経て会長に就任する田嶋副会長から理事での残留オファーを受けたが「僕の得意なところではなかった。今の方(副チェアマン)が自分の専門とするところだった」と09年から在籍した日本協会を去る決断をした。村井チェアマンは「技術、強化はどちらかというとクラブに委ねていたが、経営と強化は両輪。最終的にこういう形になりJリーグとしてはありがたかった」と説明。来年4月をメドにJリーグエンタープライズなどの関連6社を統合して、専務理事を退任する中野幸夫氏(60)を役員に据える方針だ。

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2016年2月24日のニュース