Ｊ２京都　ＦＷエスクデロ獲得を発表「一番のタイミング」で日本復帰

Ｊ２京都に加入したＦＷエスクデロ競飛王

　Ｊ２京都は２４日、Ｊ１浦和などで活躍したＦＷエスクデロ競飛王（せるひお＝２７）を獲得したことを発表した。背番号は１０。２４日午前の練習からチームに合流する。

　エスクデロはスペイン・グラナダ出身。浦和の下部組織で育ち、０５年に１６歳８カ月でＪリーグデビューを飾った。０７年６月に日本国籍を取得し、Ｕ―２３日本代表にも選出。１２年７月にＦＣソウルへ期限付き移籍し、翌年に完全移籍。１４年にはＡＣＬ決勝・広州恒大戦の２試合で１得点２アシストの活躍を見せた。１５年は中国スーパーリーグ・江蘇舜天に所属したが、外国人枠の関係で２月１３日に契約解除となった。

　エスクデロはクラブを通じてコメントを発表し、「（昨年）１２月ごろに京都から声をかけてもらって、熱い思いを伝えられていました。京都でプレーできれば幸せだなと感じていましたが今回、中国のクラブで契約解除になってすぐにオファーをいただきました。Ｊ２優勝と昇格を実現するために僕の力を最大限出したいと感じて、京都に来ることを決意しました。２３歳の時に日本を出て、約４年半ぶりに帰ってきて、今が選手として一番自信を持っているタイミングだし、一日でも早くサポーターに認めてもらえるよう、ピッチ内外でプロフェッショナルな姿を表現したいと思います」と意気込んでいる。