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遠藤「僕が出たら…」守り固めるアジア対策「3カ条」提示

[ 2015年12月12日 05:30 ]

U―22日本代表の遠藤主将

 U―22イエメン代表戦での低調な内容に、MF遠藤主将が守りを固める相手をこじ開けるための「3カ条」を提示した。

 疲労などを考慮され欠場したが、ベンチからチームメートの戦いぶりをチェック。「守備に関してはイメージしていた通り、うまくできていた」と評価しながらも、無得点に終わった攻撃には「チャンスを決めきれなかったのが課題」と苦言を呈した。その打開策として、「僕が出たら、縦へのボールと、DFラインの裏へのボール。あとは精度の高いミドルシュートを意識したい」と話した。

 イエメン戦は前半12分のDF山中や、同17分のMF原川、同19分のMF前田らが、中距離からゴールを狙ったが、いずれも枠外。相手に脅威を与えることはできなかった。細かいパスワークでボール保持では圧倒したが、最後の局面で大胆にDFの背後や、縦への速いパスを入れる場面は少なく、保持率の割にチャンスも少なかった。遠藤は、13日のウズベキスタン戦で先発することが濃厚だ。A代表も経験している主将がゲームコントロール力の違いを見せつける。

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2015年12月12日のニュース