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ハリルJ カンボジア戦へ“大胆采配”先発最大8人入れ替えも

[ 2015年11月16日 05:30 ]

選手を集めて話すハリルホジッチ監督

 日本代表が17日のカンボジア戦でターンオーバー制を敷く。試合会場で冒頭15分を除いて非公開で行われた15日の戦術練習で主力組が12日のシンガポール戦から大幅に変更されたことが判明した。

 構造上の問題で非公開が困難な会場だったが、この日は情報漏えいを警戒して約30人の警備員を配置する厳戒態勢。それでも関係者の話を総合すると岡崎、香川、宇佐美、原口、遠藤、山口、藤春らがテストされたもようで、最大8人前後が入れ替わる可能性がある。

 ハリルホジッチ監督はこれまでに「リスクはあるが、カンボジア戦ではできるだけ多くの選手を使いたい」と説明。候補も含めた日本代表の大枠は35人程度いるが、来年9月にスタートするW杯アジア最終予選までに人数を絞り込む方針で、年内最終戦でフレッシュな選手を積極起用する。

 トップ下で2試合ぶりの先発復帰が濃厚な香川は「今はいろいろなことを試している時期。次はメンバーが代わると思うけど、攻撃のイメージを共有できれば必ず点は取れる」と訴えた。カンボジアは今予選6戦全敗の最下位。目先の結果だけではなく、18年W杯ロシア大会までのチームづくりを見据えた戦いとなる。

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