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香川から反撃のろし!逆転勝利目前がまさかの被弾でドロー

[ 2015年9月28日 02:30 ]

まさかの引き分けにガックリするドルトムントの香川(右)と、大喜びするダルムシュタットの選手たち(AP)

ブンデスリーガ ドルトムント2―2ダルムシュタット

(9月27日)
 ドルトムントのMF香川真司はホームのダルムシュタット戦に左MFで先発。後半18分に局面を打開する浮き球パスを右サイドへ送り、そこからFWオーバメヤンの同点弾を生んだ。中盤で多くのボールに絡みチャンスを演出するも、自身には決定機が訪れないまま後半ロスタイムに退いた。

 この日はシュート0本に終わった香川だったが中盤からのスルーパスで好機を演出。0―1で迎えた後半18分、ペナルティエリア手前やや左でボールを受けると右サイドを駆け上がってきたDFギンターへ浮き球のパスを通す。ギンターはこのボールをダイレクトで中央へ入れ、FWオーバメヤンが押し込み同点に追いつく。

 勢いづいたドルトムントは続く同26分、MFヤヌザイからのスルーパスを受けたFWオーバメヤンがラインの裏へ抜け出し右足を一閃。豪快にネットを揺らし勝ち越しに成功した。

 しかし、終了間際にセットプレーから失点しまさかのドロー。ボール支配率で上回り、シュート数でも16対4と相手を圧倒したが2戦連続の勝ち点1に終わった。これで前日の試合で快勝した首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差は4に広がり、次節は敵地での直接対決を迎えることになる。

 ドルトムントはこれで2試合連続の引き分け。首位・バイエルン・ミュンヘンと4点差をつけられてしまった。

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