清武　復活弾で価値あるドロー「負けなかったことは凄くいい」

ボルフスブルク戦の後半、競り合うハノーバーの清武（左）

　ハノーバーのＭＦ清武が今季初ゴールを挙げ、１―１で引き分けた２６日のボルフスブルク戦を振り返り「追い付いたことはプラス。負けなかったことは凄くいいこと」と話した。０―１の後半１２分、右クロスに反応。ＤＦラインの裏に抜けて右後方からの難しいボールを胸トラップし、倒れ込みながら右足ボレーでゴール。チームに貴重な勝ち点１をもたらした。

　６月に右中足骨を骨折して手術し、今月中旬に復帰。２３日のシュツットガルト戦でも右膝を痛めて万全ではなかったが、影響を感じさせないプレーでチームを引っ張った。開幕から７戦２分け５敗と厳しい状況は変わらない。ニュルンベルク時代を含め、毎年残留争いを経験している清武は「毎年どうなるか分からないし、苦しいけど頑張る」と今後を見据えた。