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柏 ACL4強ならず…先制もあっさり追いつかれドロー

[ 2015年9月16日 05:30 ]

ACL準々決勝敗退が決まり、肩を落とす柏イレブン

 ACL準々決勝第2戦が行われ、柏はアウェーで広州恒大(中国)に1―1の引き分けに終わり、2戦合計2―4で敗退した。前半12分にクリスティアーノ(28)のゴールで先制したが、同30分に同点とされて2シーズンぶりの4強進出はならなかった。16日にはG大阪がホームで全北(韓国)と対戦する。

 鮮やかな一撃を決められ、4強進出の望みが断たれた。1―0の前半30分、右サイドからクロスを上げられると、MFファン・ボーウェンに左足ダイレクトボレーでゴールを割られた。前半12分にクリスティアーノが右FKを頭で合わせて先制も同点とされて勢いを失うと、後半はカウンターから再三ピンチを招いた。

 第1戦に1―3で敗れ、準決勝進出には3―0勝利か、4点以上を奪った2点差以上の勝利が条件だった。第1戦でパウリーニョに決められた30メートル超の距離からの直接FK弾に続き、この日もスーパーボレーを被弾。運にも見放され、吉田監督は「第1戦も第2戦もしっかりプレーしたと確信している。ただ、第1戦のスコアが我々の道を晴れたものにしてくれなかった」と唇をかんだ。

 Jリーグ勢はアウェーの広州恒大戦で1勝1分け6敗。年間予算が柏の10倍以上である推定500億円の金満クラブに屈し、大谷主将は「次に進めなかったのが自分たちの力。まだまだアジアの壁は高い」と肩を落とした。

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2015年9月16日のニュース