何があった？第１Ｓで１４位の柏が暫定首位！…吉田監督は冷静「特には」

Ｊ１第２Ｓ第８節第１日 柏２―０松本

（8月20日 柏）
　柏がホームで松本に勝ち、３連勝。暫定ながら第２ステージ首位に立った。

　アジアチャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）で８強入りを果たす一方、リーグ戦では第１ステージで１８チーム中１４位と低迷。だが、そこから一転、第２ステージではリーグ戦でいきなりのジャンプアップだ。

　だが、チームが急激に上向いた理由を問われた吉田監督は「失敗と成功を繰り返しながら、タフになってきた。走れるようになったし、追い越す、チェイスし続ける、セカンドボール（を拾う）、スピードも出てきた。まだまだ向上しないといけないが、そこは向上していると思う」と胸を張りつつも、何か変えたのか？という問いには「特には」と冷静に一言。

　「トレーニングも同じようなことを繰り返しているし、選手たちの理解度だけじゃなくて、そこから変化させて自分たちでゲームを作っていく。そこの変化、成長が一番大きいと思う」とし、今後に向けても「同じように地味なトレーニングを毎回大切にしながら、対戦相手をそれぞれ研究して、１つ１つ大事に戦っていきたい」と静かな口調でに話した。