柏、３連勝で暫定首位！…第１Ｓの１４位から躍進、武富「いい流れが来ている」

＜柏・松本＞前半、先制ゴールを決めた武富（左）

Ｊ１第２Ｓ第８節第１日 柏２―０松本

（8月20日 柏）
　Ｊ１第２ステージは２０日、日立柏サッカー場で第８節第１日の１試合を行い、第１ステージで１４位と苦戦した柏が、２―０で松本を下して３連勝。勝ち点を１８に伸ばし、同１６の鹿島、同１５の広島を抜いて暫定ながら首位に立った。敗れた松本は４連敗となり、Ｊ２降格となる年間１６位から脱出することはできなかった。Ｊ１の残り８試合は２２日に行われる。

　柏は相手選手と競り合った後の着地に失敗して頭を強く打ったＤＦ輪湖が前半３０分に交代するアクシデント。だが、輪湖の治療による中断が明けた直後の３４分、ＭＦ大谷のパスを受けたＭＦ武富がゴール前で右足から左足に持ちかえる技ありのシュートで先制すると、後半２５分には、左ＣＫを受けたＤＦエドゥアルドのヘディングシュートが右ポストにワンバウンドして当たりハネ返ったボールをＤＦ鈴木が頭で押し込んで決着をつけた。

　殊勲弾の武富は、３試合連続無失点での３連勝に「チームとしてやりたいことができているし、いい流れが来ている。このままＡＣＬにつなげて、リーグ戦にもつなげていけるような試合をしていきたい」と力強いコメント。暫定ながら首位に立ったことに「このまま守っていけるように頑張っていきたい」と第２ステージ制覇を見据えた。