×

経営危機の高槻 リーグから援助せず「資金潤沢ではない」

[ 2015年7月30日 19:37 ]

取材に応じるサッカー女子のプレナスなでしこリーグ、大阪高槻の本並健治監督

 サッカー女子のプレナスなでしこリーグの大阪高槻が経営危機を発表した30日、リーグの小野俊介専務理事は「リーグ自体も資金潤沢ではなく、安易に救済は行えない」と現段階では資金援助の考えはないとした。

 大阪高槻から6月に資金繰りの悪化を報告されたが、女子ワールドカップ(W杯)期間中で、すぐに発表しなかったと説明。「日程をこなすことが第一。(参戦継続できず)9チームになる可能性は否定できないが、そうなるとは予測していない」と語った。

 大阪高槻の本並健治監督は「選手は不安な顔をしていた。モチベーションを保っていくのも難しい」と吐露し、中心選手の丸山桂里奈は「驚いている。チームメートとサッカーをできる喜びをかみしめ、もっともっと一つになっていきたい」などとコメントした。

続きを表示

2015年7月30日のニュース