リオ世代のＤＦ遠藤が初選出「湘南からＡ代表に…思い叶った」

　日本サッカー協会は２３日、東アジア杯（８月１日開幕、中国・武漢）に出場する日本代表を２３選手を発表し、Ｕ―２２日本代表の湘南ＤＦ遠藤航（２２）も初選出された。

　手倉森ジャパンでは主にボランチを務め、湘南では３バックの右に入る遠藤。日本代表のハリルホジッチ監督が視察した今月１１日のＪ１第２Ｓ第１節・名古屋戦では終盤に自身のサイドからＦＷ川又にゴールを許すなど課題を残した。それでも待望のＡ代表初選出を果たし、「選んでいただき素直に嬉しく思います。湘南からＡ代表に選ばれることがここ最近はなかなかなかったので、湘南からＡ代表に入りたいという想いを持っていました。今回それが叶ったことを嬉しく思います」と喜びのコメントを発表した。

　「Ａ代表に選んでいただけたのは、もちろん僕だけの力ではないですし、今までお世話になった方々の支えがあったからこそだと思っています」とチームメートや関係者などこれまで支えてもらった人々に感謝。「プレー面では、球際の部分や縦につけるところは自分の特徴なので、臆せず出していきたいと思っています。試合に出られるチャンスはモノにしていかなければいけないですし、チャンスというのは何度も与えられるものではないと思いますので、自分の良さをしっかり出していきたいと思います」と気持ちを引き締めた。