ハリル監督　東ア杯目標は優勝＆「得点取れる選手見つけたい」

東アジア杯の日本代表メンバー２３ 人を発表したハリルホジッチ監督
Photo By スポニチ

　日本協会は２３日、東アジア杯（８月１日開幕、中国・武漢）に出場する日本代表を発表した。予備登録メンバー５０人の中から、２３人を選出した。

　バヒド・ハリルホジッチ監督（６３）は「たくさんの若い選手を選んだ」と話し、その選定基準については「たくさんの選手に私のメッセージを伝えたいという意味がある」と説明。その選手たちへは「自分の価値と能力を見せる時が来ている」と呼び掛けた。

　今月２９日のＪ１第５節終了の翌朝に出発。指揮官が「１週間、トレーニングをする時間が欲しかった」と嘆いたように、合宿を敢行する時間もなく、また現地では気温４０度、湿度７０％という過酷な環境が待ち受け、移動による疲労も予想される。「難しいことが起きると思うが、何か成し遂げられいいと思う」とし「勝つトライをする。できればカップを持って帰ってきたい」と言い切った。

　大会で結果を出すことはもちろん「選手を発見したい」とし、特に「得点を取る選手を見つけること」を目標に掲げたハリルホジッチ監督。中国、韓国、北朝鮮との対戦を見据え「相当な敵対心を持ってやってくる」と警戒しつつ「彼らに対抗できる選手を見つけたい。アウェーの地でメンタル、心理的に強いところを見せつけないといけない」と力強く話した。