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鹿島MF遠藤 観戦スタッフの前で代表アピール“当たり損ね弾”

[ 2015年7月12日 05:30 ]

<新潟・鹿島>後半ロスタイム、鹿島・遠藤(左)のゴールで勝ち越し、金崎(中央左)と抱き合うセレーゾ監督

J1第2S第1節 鹿島3―2新潟

(7月11日 デンカS)
 鹿島は東アジア杯予備登録メンバーのMF遠藤のロスタイム弾で白星スタートを切った。

 2―2の後半51分、ペナルティーエリア内の右サイドでボールを持つと左足を一振り。当たり損ねたボールはDFに当たりGKの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。「ミスが得点につながった。あんまりうまく当たらなかった」という“偶然のゴール”だったが「シュートを打てば何かが起きるというのもあるし、ペナの中にいるというのが大事」と最後まで勝利を目指した積極的姿勢が生んだ得点だった。

 日本代表スタッフがスタンドから観戦しており、東アジア杯への招集が期待される。4月の日本代表候補合宿参加後は「練習中の意識が変わった」という27歳。「勝っているチームの選手が一番評価されるべき」とチームを勝利に導くことで代表入りをつかむ。

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2015年7月12日のニュース