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ハリル監督 来日即視察も“お目当てDF”2人が失点絡む

[ 2015年7月12日 07:50 ]

<湘南・名古屋>視察に訪れたハリルホジッチ日本代表監督

J1第2S第1節 湘南2―1名古屋

(7月11日 BMWス)
 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)は11日、欧州での休暇を終えて再来日。第2ステージ開幕の湘南―名古屋戦を視察した。8月2日には国内組だけで臨む東アジア杯(中国・武漢)が開幕する。10日発表の予備登録メンバー50人は、今月下旬までに23人程度に絞り込む。早速、新戦力の発掘作業に取りかかった。

 関係者によれば指揮官のお目当ては「高さのあるDF」。だが身長1メートル88の名古屋DF大武は後半19分、ゴール前で相手FWに競り負けて失点するなど課題の多い内容。大武は「自分はサプライズなので結果を残さないと。きょうみたいな試合では(代表に)入れない」と猛省した。湘南DF遠藤も終盤、自身のサイドから名古屋FW川又にゴールを許した。

 再来日の“初日”から仕事熱心な指揮官。到着した成田空港では約3週間の休暇を「トレビアン」と笑顔で振り返りW杯で準優勝したなでしこジャパンにも「凄く成功したので、おめでとうと褒めてあげたい」とご機嫌モードだったが、湘南―名古屋戦の視察は終了のホイッスルを待たず、会場を後にした。

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2015年7月12日のニュース