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第1S最下位の清水・社長が謝罪 異例の長文メッセ 新規広告収入はアップ

[ 2015年7月10日 16:09 ]

 第1ステージ最下位に終わったJ1清水が10日、クラブの公式ホームページに「ファン・サポーターの皆さまへ」とする異例の長文メッセージを掲載。左伴繁雄社長(59)の名前で成績不振を謝罪した。

 異例の長文メッセージは「日頃よりエスパルスを熱く応援いただき、厚く御礼申し上げます。まずは1stステージの不甲斐ない成績に対しまして、深くお詫び申し上げます」から始まり、まずは新規の広告収入が2億円を突破したことを報告し、これが過去最高の新規売り上げだということを強調。

 その後、11日に第2ステージ開幕戦(対神戸、アイスタ)を控えるトップチームが第1ステージで32点を失ったことを踏まえ「まずは全てに先んじて、失点を減らさなければなりません」とし、「そのため、守備面を包括的にコーチングするために田坂ヘッドコーチを招聘致しました」と6月1日にJ2大分監督を解任された田坂和昭氏(43)を7月2日にヘッドコーチへ迎えたことを改めて報告した。

 続けて「また、前線からの守備にやや課題があるため、守備力のあるFWの補強を考えております。そして、ロングボール主体のチームも少なからずあるため、強い個で跳ね返せる選手の補強も必要と認識しております」と9日に加入が発表されたFW鄭大世(チョン・テセ=31)以外にも補強を進めていることを公表。

 そして、「皆さまに与えた失望を挽回すべく、熱い気迫を持って臨みます。そして、この屈辱をバネに、必ずや巻き返しをはかり、エスパルスをご声援いただいている全ての皆さまのご期待にお応えしたいと思っております」としめくくった。

 清水はJリーグ元年の1993年から参加した“オリジナル10”と呼ばれる10チームのうちの1つで、過去に1度も2部降格経験はない。だが、今季は第1ステージの17試合で3勝4分け10敗と最下位に低迷し、J2降格危機に直面している。

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2015年7月10日のニュース