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武藤、ドイツ語で決意!かつてヒデはイタリア語で爆笑ジョーク

[ 2015年7月10日 05:30 ]

98年7月、ペルージャ入団会見で笑顔の中田英寿

 FC東京からマインツに移籍した日本代表FW武藤嘉紀(22)が9日、マインツの本拠地コファス・アレナの会見場で入団会見を行った。クラブ史上初めてスーツ姿で臨んだ武藤は覚えたてのドイツ語で堂々とスピーチを行い、ドイツの地で世界的プレーヤーになることを誓った。

 ◆過去の日本人選手、主な入団スピーチ

 ☆中田英寿(ペルージャ) 98年7月24日、1400年代に建築された城を改修したペルージャ市内にあるガウチ会長の豪邸で行われ、報道陣約80人が集結。中田は会見の終わりにイタリア語で「おなかがすいたから、きょうはもう 勘弁してください!」と 周囲の爆笑を誘いイタリア人の心を一気につかんだ。

 ☆吉田麻也(サウサンプトン) 12年9月20日、セント・メアリーズ・スタジアムで会見。対戦したい選手を聞かれると「いろんな選手がいすぎて。アーセナル戦でもおなかいっぱいになったし」と話し1―6と大敗した同15日デビュー戦を“ネタ”に笑いを誘った。地元記者には流ちょうな英語で回答した。

 ☆本田圭佑(ACミラン) 14年1月8日、スタジアムのジュゼッペ・メアッツァで会見。ACミランを選んだ理由を「心の中でリトル本田に聞いた。“どのクラブでプレーしたいか”と。“ミラン”と言った」と述べ、会場を笑わせた。自身の希望で30分のやりとりを英語で通し会見の最後を「PIACERE(初めまして)」とイタリア語のあいさつで締めた。

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