南米選手権開幕！開催国チリ、エクアドルに２発快勝

後半、ＰＫで先制点を決めたチリのビダル（右）は右手を突き上げて喜ぶ（ＡＰ）

　南米チャンピオンを決める南米選手権（コパアメリカ）が１１日（日本時間１２日）、チリ・サンティアゴで開幕。１次リーグＡ組の初戦は開催国チリが２―０でエクアドルを下し、白星スタートを切った。

　ＦＷサンチェス（アーセナル）、ＭＦビダル（ユベントス）、ＤＦメデル（インテル・ミラノ）らタレントを擁するチリ。前半はサンチェスらが好機をつくりながらもスコアレスで折り返したが、後半２２分にＰＫでようやく先制点を挙げた。エリア内でビダルが倒されてＰＫを獲得すると、自ら右脚できっちり決めて１―０とリード。同３９分には相手のバックパスのミスを突いてサンチェスがバルガスへパスを送り、背番号１１が追加点を挙げた。試合終了間際にはフェルナンデスが２回目の警告で退場となるアクシデントもあったが、２点のリードを守って地元サポーターにうれしい白星をプレゼントした。

　大会には１２チームが参加。１次リーグは３組に分かれて戦い、各組２位までと３位のうち成績上位のチームを合わせた計８チームが準々決勝に進む。