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大仁会長「改革で信頼を」 FIFA総会から帰国

[ 2015年5月31日 18:36 ]

 日本サッカー協会の大仁邦弥会長が31日、国際サッカー連盟(FIFA)総会を終えて帰国し、羽田空港で取材に応じた。現職のFIFA副会長2人を含む関係者が起訴された汚職事件について「これまでも疑惑があったが、手を打てず自浄作用も働かなかった。FIFAにも危機感はある。自分たち自身で改革して透明性のある信頼される組織に変えていくことが大事」と話した。

 総会で実施された会長選挙では現職のブラッター会長が対抗馬のヨルダンのアリ王子を下して5選を果たした。大仁会長は選挙直後同様に日本協会の投票先は明かさなかった上で「サッカーの世界のトップなので、その意味で責任がある」と一連の事件におけるブラッター氏の責任を指摘した。

 2018、22年ワールドカップ(W杯)でアジアの出場枠4・5が維持されたことには「ひと安心。次のW杯でアジアは好結果を残さないと」と話した。

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2015年5月31日のニュース