代表コンビの川又＆永井が不発…名古屋、今季初の３連敗

＜名古屋・鳥栖＞後半、鳥栖の谷口（左）と丹羽（右）に囲まれる名古屋・川又

Ｊ１第１Ｓ第１２節 名古屋０―１鳥栖

（5月16日 豊田ス）
　日本代表コンビが不発に終わり、名古屋はホームで鳥栖に０―１で敗れ今季初の３連敗を喫した。最大のチャンスは前半３８分。中央でボールを持ったＭＦ矢田がペナルティーエリア内へ浮き球のパスを送ると、ＭＦ小川が頭で折り返す。ここに飛び込んできた日本代表ＦＷ川又が左足でジャンピングボレー。至近距離から放った一撃は惜しくも相手ＧＫの阻まれ、均衡を破ることはできなかった。

　この日も今季途中から採用する３―６―１布陣で臨んだ。前節はシャドーの位置に入った川又は再び１トップへ。日本代表ＦＷ永井はこれまでと同様に左ウイングバックに入った。ハーフタイムに西野監督は「相手のサイドのスペースをもっと突いていけ」と指示。迎えた後半５分には左サイドのスペースにうまく流れた川又が左クロス。走り込んできた元日本代表ＤＦ矢野がドンピシャで合わせるも、これはゴール右に外れた。

　好機を生かせず、迎えた後半ロスタイムに鳥栖の日本代表ＦＷ豊田に今季９得点目を奪われ勝負を決められた。８位から１１位に転落し、試合後のスタジアムはブーイングに包まれた。