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清水ウタカ弾も横浜に8連敗…同点直後にカウンターで失点

[ 2015年5月17日 05:30 ]

<清水・横浜>後半17分、同点ゴールを決めるウタカ(左から2人目)

J1第1S第12節 清水1―2横浜

(5月16日 アイスタ)
 清水はアイスタで横浜に1―2で敗れ、リーグ5戦ぶりの黒星。これで横浜には公式戦8連敗となった。

 やはり横浜は鬼門だった。0―1の後半17分、FW大前の縦パスが相手に当たり、FWウタカの胸元へ。「何が起こったかよく分からなかったけど、とにかく全速力で走った」と相手DF中沢らのマークを振り切り、左足で決めた。だが、わずか2分後。カウンターから元清水のMF藤本に決勝点を浴びた。勢いをものにできず5月初黒星。後半途中から3バックの右に入ったMF六平は「ちょっとの時間を耐えられない。もう少し体を張らないと」と悔やんだ。

 切り札を使えなかった。この日は5戦ぶりにFW村田がベンチ入り。母・富士枝さんがスタンドで見守る中、スーパーサブとして出番を待った。しかし、前半18分にDF平岡が左足首を捻挫し途中交代。FW長沢、DF三浦も負傷し3枚の交代枠を使い切った。ここ8戦中4戦で負傷交代が出る異常事態に、大榎監督は「おはらいした方がいいのか、理解に苦しむ」と嘆いた。

 ただ、リーグ15得点は横浜と同じ。「攻撃はある程度やれている。最後の精度を上げて切り替えて次にいくしかない」と六平。勢いを失わないためにも、これ以上の敗戦は許されない。

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