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広島・水本が127戦連続フル出場!フィールドプレーヤー新記録

[ 2015年5月17日 05:30 ]

<鹿島・広島>後半、鹿島・ジネイと競り合う広島・水本

J1第1S第12節 広島2―2鹿島

(5月16日 カシマ)
 広島の日本代表DF水本が127試合フルタイム出場という偉業を達成した。2失点したが、前半25分に警告を受けるなど激しい守備で敵地での勝ち点1獲得に貢献。元広島MF服部公太を抜きJ1新記録を打ち立てた。「毎回メンバーリストに名前を書いてくれる監督に感謝。家族にも感謝したい」と、感慨深げに話した。

 この記録がスタートしたのは11年8月20日の鹿島戦。同じカシマスタジアム。同年5月7日の甲府戦で頭蓋骨骨折の重傷を負い、約3カ月ぶりの復帰戦でもあった。「ヘッドギアをしていた。恐怖心との戦いだった」と明かす。それでも、ヘディングでの競り合いなどDFとして求められる仕事を投げ出すことはなかった。師事した監督からの信頼も得続け日本代表にも復帰。「毎日サッカーをやれることが幸せ」。記録継続ももちろん、代表でもレギュラー獲得を目指していく。

 ≪11年8月から継続≫ 水本(広島)が11年の第22節(8月20日)・鹿島戦から127試合連続フルタイム出場。04~07年に服部(広島)がマークした126試合連続を抜いてフィールドプレーヤーでは最長連続フルタイム出場記録を樹立した。GKを含めての最長記録は曽ケ端(鹿島)の244試合連続(07~14年)。

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