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武藤、マインツから移籍金4億円提示 年俸3倍!指揮官が評価

[ 2015年5月8日 05:30 ]

マインツから条件提示を受けていることが分かったFC東京の武藤

 FC東京の日本代表FW武藤嘉紀(22)が今夏の移籍先有力候補として浮上しているドイツ1部マインツから、既に条件提示を受けていることが7日、分かった。関係者によれば、マインツは6日の仙台戦でも2ゴールを決め、通算8得点で得点ランキング2位に浮上した若き日本代表FWの実力を高く評価。FC東京に支払う移籍金として破格の推定300万ユーロ(約4億800万円)を用意し、武藤に対しても「現在の3倍近い年俸を提示した」という。

 マインツは日本代表FW岡崎の活躍もあり今季3試合を残して勝ち点37の10位と1部残留をほぼ確実にしている。2月に内部昇格したマルティン・シュミット監督の来季続投も決定的。関係者によれば、そのシュミット監督も武藤の実力を高く評価している。
 マインツは堅守速攻が基本戦術。前線からの守備からショートカウンターを仕掛けるFC東京のスタイルと似ており、武藤もすぐになじめる可能性が高い。マインツは現在サイドアタッカーが不足しており、関係者によれば「サイドに加えトップでもプレーできる武藤に大きな期待を懸けている」という。

 武藤獲得には、ここに来て同じドイツの強豪レバークーゼンも本格参戦する構えを見せていることが判明。既に4月12日の湘南戦にスカウトを派遣。武藤はその湘南戦で決勝弾を決めるなど活躍しており、さらに評価が上昇。正式オファーを出す可能性が高い。多くのクラブから注目されてきた武藤だが人生を左右する決断の時が迫ってきた。

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2015年5月8日のニュース