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久保 途中出場も1対1のチャンスで得点できず「有り得ない」

[ 2015年4月4日 13:09 ]

 スイス1部のヤングボーイズに所属するU―22日本代表FW久保裕也(21)は3日、ホームのファドゥーツ戦で後半28分から出場し、1―0の勝利に貢献した。

 ただ「有り得ない」と悔しがったように、久保にとっては反省の一戦にもなった。ロスタイムにガイッチのパスからGKと1対1のチャンスを得たが、左足シュートはゴール右へ。「最後のシュート前まで味方を探してしまった。迷いが出た」という。3月31日のリオ五輪アジア1次予選・マレーシア戦に続く公式戦2戦連発はならなかった。

 シュートかパスで迷った伏線はあった。3月中旬、フォルテ監督と面談し、トップ下として味方を活かすプレーの重要性を諭された。その影響が出てしまった。

 中2日で代表戦とクラブの試合。気温30度を越えるマレーシアと気温5度を下回るスイスの寒暖差や、時差ボケも、すべてが初体験だ。そんな中、「体はキレてる。プレー自体も悪くない」という。ほぼイメージ通りにコンディションを整えられただけに、結果を出せなかったのが勿体なかった。

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2015年4月4日のニュース