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なでしこ、川澄先制弾もフランスに逆転負け…W杯に課題残す

[ 2015年3月10日 01:00 ]

<日本・フランス>後半、同点のPKを決められ肩を落とす宇津木(13)ら日本イレブン
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 サッカー女子の国際親善大会アルガルベ杯は9日、ポルトガルのパルシャルなどで1次リーグ最終戦が行われ、C組の日本はフランスと対戦、1―3で逆転負けを喫し、1勝2敗の勝ち点3で同組3位に終わり11日の順位決定戦に回ることになった。フランスは3連勝で同組1位となり、決勝進出を決めた。

 FIFAランキング3位と、4位の日本より上のフランスに対し、佐々木監督は6日のポルトガル戦からDF有吉、川村、MF宇津木、FW菅沢の4人を先発に抜てき。展開力のある宇津木が中盤の底に入り、ポストプレーが武器の菅沢がエースの大儀見と2トップを組む布陣で臨んだ。

 日本は前半43分、その菅沢のポストプレーからMF川澄が右足でゴールを決めて先制。1―0とリードして前半を折り返したが、後半8分にDF近賀がペナルティエリア内の不用意なファウルでPKを与え、同点とされてしまう。

 さらに同25分にはMFアンリに豪快なシュートを決められて逆転を許すと、同39分にはFWティネにパスカットされ、そのままドリブルで持ち込まれて失点。6月にカナダで開催される女子ワールドカップ(W杯)に向けて課題を残す敗戦となった。

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