×

C・ロナウド CL10連勝弾で誕生日会騒動を一蹴!

[ 2015年2月20日 05:30 ]

シャルケに勝利し、声援に応えるRマドリードのC・ロナウド(AP)

欧州CL決勝T1回戦第1戦 Rマドリード2―0シャルケ

(2月18日)
 レアル・マドリードのC・ロナウドが1カ月ぶりの雄叫びを上げた。前半26分、ゴール前へ巧みに抜け出し、DFカルバハルの右クロスを頭で合わせた。1月18日の国内リーグ・ヘタフェ戦以来の得点となる先制弾。「ゴールへの焦りはないと思う。ゴールはチームが良い働きをした時に生まれるもので、大事なのは勝利」。クラブ公式サイトでのコメントは冷静だったが、仁王立ちポーズには安ど感が漂った。

 2年連続でFIFAバロンドール(世界最優秀選手)に輝いた直後から試練が始まった。恋人との破局、出場停止処分、鈍る得点ペース。Aマドリードに0―4で大敗した夜の誕生パーティー開催が暴露されると、サポーターが「おまえの笑顔は俺たちの恥」と横断幕を掲げるなど猛烈な批判を浴びた。古巣マンチェスターUへの復帰話も再燃する中、迎えた汚名返上の舞台だった。

 先制弾は欧州カップ戦通算76点目で最多記録のラウルまであと1点。レアル歴代3位に並ぶ通算290得点目ともなった。後半34分には内田ら2人のマークをかわしマルセロの得点をアシスト。チームはCL10連勝で、13年にバイエルンMが記録した大会記録に並んだ。アンチェロッティ監督いわく「ゴールを決めるために生まれてきた男」が連覇へ照準を合わせ直した。

続きを表示

2015年2月20日のニュース