ミラン、イタリア杯６大会連続８強　本田不在もサッスオーロに競り勝つ

＜ＡＣミラン２―１サッスオーロ＞先制弾を決めたＡＣミランのＦＷパッツィーニ（ＡＰ）

イタリア杯５回戦 ＡＣミラン２―１サッスオーロ

（1月13日）
　イタリア杯５回戦の１試合が１３日に行われ、ＡＣミランはサッスオーロを２―１で下し、６大会連続のベスト８進出を決めた。ＭＦ本田圭佑は日本代表でアジア杯出場のため不在だったが、アトレチコ・マドリード（スペイン）から期限付きで獲得したＦＷチェルチが先制弾をアシストするなどの活躍で競り勝った。

　６日のリーグ戦ではホームでサッスオーロに敗れていたＡＣミランは、試合開始からボールを支配。前半３９分チェルチの右クロスに、ＦＷパッツィーニが右足のボレーで合わせて先制。１点リードで折り返した後半も圧倒するが、後半１９分ＰＫで追いつかれる。

　インザーギ監督は終盤にＭＦモントリーボを投入すると、同４１分ＭＦポーリが放ったシュートがクロスバーに弾かれるが、こぼれ球をＭＦデヨングが押し込んで勝ち越し。土壇場のゴールで競り勝ったＡＣミランは、準々決勝でトリノ対ラツィオの勝者と対戦する。