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前橋育英の過去の準決勝 ロスタイム悪夢、無念PK…ついに

[ 2015年1月11日 08:20 ]

全国高校サッカー選手権準決勝 前橋育英1―1(PK5―4)流通経大柏

(1月10日 埼玉)
 全国高校サッカー選手権準決勝2試合が行われ、流通経大柏(千葉)相手に1―1に持ち込んだ前橋育英(群馬)はPK戦を5―4で制し、初の決勝進出を決めた。過去4度の準決勝では4戦全敗だったが、“5度目の正直”でついに壁を打ち破った。

 ▽第77回大会(99年)●前橋育英2―3帝京○ 初国立でFW田中(現新潟)らを擁する名門に惜敗。2点を追う後半23分にMF小久保(元J2山形)、同34分にFW細川が決めて同点。しかし同ロスタイムに決勝点を許した。

 ▽第78回大会(00年)●前橋育英0―0(PK2―4)市船橋○ 主将のMF松下(J2群馬)を中心に2年連続4強入り。0―0のまま突入したPK戦で、4人目のDF田中(元J2大宮)が相手GK黒河(新潟)に止められるなど2―4で敗れた。

 ▽第80回大会(02年)●前橋育英1―2岐阜工○ 前半12分に相手FW片桐(元甲府)に先制点を許したが同33分にFW相川が同点弾。後半ロスタイムに片桐のパスから相手FW古田に決勝点を決められた。

 ▽第87回大会(09年)●前橋育英3―5鹿児島城西○ 前半1分に先制を許したが、MF中美(J2栃木)、FW皆川(広島)らの得点で前半14分までに3―1と逆転。3―2の前半43分に相手FW大迫(ケルン)に大会個人最多タイ(9点)となる同点弾。その後2失点し逆転負け。

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2015年1月11日のニュース