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協会2トップが選手に事情説明へ 代表集合のホテル訪問

[ 2014年12月29日 05:30 ]

皇后杯を視察する大仁会長(左)と原専務理事

 日本代表のアギーレ監督がスペインリーグの八百長に関与した疑いで、同国検察当局から告発された問題は、日本協会が29日に異例の“2トップ”態勢で選手に事情説明を行う。

 来年1月9日開幕のアジア杯に臨む日本代表が集合する都内のホテルに大仁会長と原専務理事が直接訪れ、騒動について説明することになった。当初は大仁会長だけが出向く方針であったが、大仁会長と皇后杯を視察した原専務理事は「(29日は)会長のいるところに行く。練習には行かない」と明言。関係者によれば、国内合宿の集合時間に合わせてホテルを訪れるという。

 騒動の渦中にあるアギーレ監督は27日に自らの釈明会見を行い、身の潔白を主張。2人は「今まで話したことと同じこと」(大仁会長)「現状では監督の言うとおり」(原専務理事)と語ったが、指揮官の釈明会見で事態が沈静化する気配はない。アジア杯が迫った今、選手たちの動揺を最小限に食い止めるために日本協会のトップ2人が出向くことになった。

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2014年12月29日のニュース