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麻也 アザール抑えきれず…右SBでマッチアップも同点弾許す

[ 2014年12月29日 01:20 ]

チェルシー戦の後半、ヘディングで競り合うサウサンプトンの吉田(右)

プレミアリーグ サウサンプトン1―1チェルシー

(12月28日)
 年内最終戦となった一戦にサウサンプトンの日本代表DF吉田麻也(26)は右SBで先発。リーグ首位を走るチェルシー攻撃陣を相手に守備で奮闘したが、1点リードの前半終了間際にベルギー代表MFアザールを止めることができず同点弾を献上。試合は1―1のまま引き分けに終わった。

 吉田は本来のCBではなく13年3月のノーリッジ戦以来2季ぶりのSBとして出場。MFアザールとマッチアップしても縦への突破を許さず、相手のパスをカットするなど安定したプレーを見せた。

 しかし、前半終了間際にMFアザールに裏のスペースを取られペナルティーエリア内で1対1となると素早い切り返しについていけず。中央にボールを運ばれ鮮やかにネットを揺らされてしまった。

 その後吉田は後半12分にイエローカードを受けたこともあり、同17分に途中交代。不慣れなポジションを懸命にこなし、失点シーンの場面以外では豪華タレントを誇る相手攻撃陣に仕事をさせなかった。

 また、アジア杯に日本代表として出場する吉田は来年1月1日のアーセナル戦までクラブに同行予定。29日から国内合宿をスタートさせる日本代表が2日夜にオーストラリアへ向けて出発するため、吉田は現地で直接合流する見込みとなっている。

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2014年12月29日のニュース